話のこと

先週の金曜夜、久しぶりに会う友人たちと日付が変わるころまで騒いでいた。関係ないが固有名詞を取っ払い「友人」と一括りにして記すと、文字上では誰が誰やらさっぱり区別がつかない。誰が誰やらと言えるほど、「友人」と呼べる存在がいるのだと思うとありがたいものである。私は人数が多ければ多いほど黙る習性があるのだけれど、例に漏れずこの時も口数は少なかった。話すのは嫌いではないのだけれど、どちらかといえば相手の話を聞くのが好きだし、演説でもない限り対人数を相手にするのはあまり得意ではない。それでも近況を交えそれぞれがそれぞれに喋り時間があっという間に過ぎて行った。(私の個人的ハイライトは近しいところで気管支炎なのが少々情けない)誰も仕事の話はしなかった。それはとてもいいことでもあるが、何だか落ち着かない気持ちにすらなったのは、私の頭の中の大半を仕事が占めているからだと思う。話したかったわけではないし、それ以外の話がたくさんあるにこしたことはない。それなのに少し落ち着かない。わがままなことである。

 一転して昨夜は人事課長とは仕事の話か映画の話で盛り上がった。仕事の話は上半期に行っていたロビー活動、それに伴う今現在の活動状況など、そういったことを報告がてら話した。アフリカ料理を食べながら。評価をもらいたいという腹積もりだったが、端的にまとめると「良」という事らしく、ほっと胸をなでおろす。少なくともやりたいことが明確にあり、それを主張する手段としては間違っていなかったようだ。口に出さなければいけない事は口に出す。いつか聞いた方法は、やはり正しい。そしてアフリカ料理は実に美味しい。今はただ上半期の努力が実るよう祈るばかりである。(実らなければまた策を講じなくてはいけないので、それはとてもめんどくさいのが本音)