声を出すこと

カラオケに行った。歌を歌いたいというよりも、声を出したいという理由が大きい。普段はかなり小声で話すタイプであり、まったく声を張らないのだが(必要ないしな)、カラオケボックスであれば変な話叫んでいても問題ないのだ。たまには大声出すか…とばかりに勇んで行ってきた次第である。夜とはいえ平日、すんなりと通された部屋がその階で一番広い部屋だったうえにステージ付きだったため、私は一人できているのですが…と部屋を見回し些か戸惑った。機種の指定しなかったせいだろうかとも思ったが、だとしても会社帰りに一人でフラッと立ち寄った人間に用意するには気合が入りすぎている。一人だとしてもステージで歌うのは恥ずかしい。あとステージ側の壁が鏡になっているのもより恥ずかしい。ラブホか。大画面を二個も用意されてどれだけ待遇がいいんだろうと思いながら二時間しっかり声を出してきた。普段からは想像もつかないほど大声が出るものである。むしろ普段の話し声を歌声にかえてしまえばだいぶ大きい声が出せるんじゃないか。心が叫びたがっているんじゃないか。そんなことを考えていた。大声出すと、ストレス発散にもなるしね。