運動のこと

閉店間際の店に急ぐため軽く走ったら、翌日に筋肉痛になり、困惑と動揺で落ち着かない。

 

前職では体力仕事だったが、新しい職場は基本的にパソコンと向き合っている。その生活が今のところ半年近く続いているのだが、圧倒的に体力と筋肉が落ちた。別に前の職場で走り回っていたわけではないのだけれど、どのみち体力と筋力は落ちている事に違いない。危機感がそっと肩をたたいてニヤニヤしているような気分である。ぞっとする話ではないか。

 

美学の問題でジムには通わないと心に決めているが体は動かしたい。(ちなみにジムという場所に私自身があまりにも似つかわしくないので、いびつに感じて仕方がないというのが大きな理由、似つかわしいと思えばホイホイ行っているだろうね)

そして一人で黙々と打ち込めるものがいいと思い、結果ボルダリングという文字が頭の中に浮かんだので調べてみた。

ボルダリング、一人でもできるな……と思っていたのだが、いくつかのスタジオ体験などのレポートを読み漁っていてあることに気が付いた。

「スタジオで新しく出会い友だちも増えますよ!」というような記述である。

考える葦であり孤独と空想を愛する性質の人間なのだが、努力した結果人当りはいいほうだ。新しく出会い友だちを作ることもこれまでの経験を鑑みるに難しくはなかろう。が、作りたいか作りたくないかでいえば、全然ほしくない。仲間がほしいんじゃない、動きたいだけだ。なんなら師と仰ぐ人さえいればいい。一対一でいい。それ以外の新しい出会いの可能性が一ミリでもあるのだとしたら、できれば、避けたい。(性格的に新しく出会った人とは真面目に向き合うため、うっかりパリピの集まりに顔を出した際ずいぶんとしんどい思いをした経験がある。パリピが悪いのではない、適当にいなす、が、私には加減できないだけだ)

 

そもそもの目的が「友人を作る」ではなく「運動をする」であるなら、私にはボルダリングという選択肢はない。 思ってるよりボルダリングはハードルが高いということがわかったのでいいのだけれど、このまま危機感に飲まれてたまるものかと思い、私の目的に合うものをもう少し探すことにする。

まあ、どうしてもボルダリングやりたいなら、友人たちとわいわい行ったほうがよほど気楽で楽しいと思うしね。