人見知りのこと

ここ数年の友人知人含め、なかなか信じてもらえないのだが、超絶人見知りだ。

 

昔、人見知りスイッチが入り仕事中に喋れなくなり、上司にひどく怒鳴られた事がある。仕事中でも遺憾無く発揮された才能、私はうなだれ怒鳴られながら「そりゃそうじゃ!」とオーキド博士のように納得していた。(ところでポケモンだとやはりどうしても初期の百五十一匹が魅力的に見えてしまうよ)

社会人として仕事をしていくならば、人見知りを直さねば、と、この時心に誓った。なるべくスイッチを押さないようにしていたが、いつなんどき人見知りスイッチを押してしまうかわからない。ちなみにこの時人見知りスイッチを押したのは生まれ変わっても理解できない人種と会話したからなのだけれど、生きていくのならそういう類の人種ともうまくやっていけるようにならなくてはならないと、思ったからだ。仕事なら特に。

 

まずなぜ人見知りをするのかを考えた。これは簡単で、単純に怖いと思うからだ。

知らない人は怖い、これが私の人見知りの原因だった。

それにプラスして、私は近寄りがたい雰囲気を持っているらしい。

まずい、直すにはこの考えと雰囲気を払拭せねばならない、その為に私がとった行動は「自分から積極的に話しかける」である。

自分の両親にさえこんなに笑顔で話しかけたりはしないというほどオーバーなくらいに自分から話しかけることを心掛けた。(家族仲は良いのだけれど、私はそれほど家で喋る方ではない、なので自ら自分の話をすることがなく、おかげさまで両親から友だちがいないと思われている、ご両親、誤解です)

ニコニコして話しかけてくる奴に嫌悪感を抱く人は、私が知る限りいない。

それを逆手にとるかのように、めちゃくちゃに笑顔で話しかけた。話しかけて何度か話していけば「知らない人」は「ちょっと知っている人」になるし、それはやがて「知っている人」や「友だち」になる。そう信じて自分から話しかけ続けた。元々話すのが嫌いなわけではなかったので、流れに乗ってしまえばあとはなるようにしかならない。

あれよあれよと言う間に「誰とでも話せる人」という評判が立ち、そこまで行けば無理やり自分から話さずとも向こうから声を掛けてくれるようになった。大成功である。

人見知りなのは相変わらずなのだけれどね。

 

ちなみに今でも交流がある高校からの友人は私が人見知りである事と、近寄りがたい雰囲気を持っていることを認識している。友人曰く、私は「雰囲気が綾波レイ」らしいのだが、絶句した。たとえ友人がエヴァ好きで綾波好きだと知っていても複雑な心境であるしむしろ知っているから余計に複雑。

ごめんなさい。こう言う時どんな顔すればいいのか分からないの。

(余談だが、私はアスカが、好き、だな)