机上のこと

転職してデスクワークになったため、自分のデスクというものが存在するようになったのだが、性格と癖が相まって、デスク上に置いてあるものの位置が気になって仕方がない。

極端に言えばモニターの位置、ファイルスタンドの位置、カレンダーの位置、ペン立ての位置、電卓の位置、それらなどなど、それらがすべて、座っている私から見通せて、物と物との間の幅も含めてベストなポジションにないと落ち着かないのだ。

落ち着かないらしく、目に入った際無意識に直している。ということに、この間気が付いて、妙に納得した。

まぁまぁ性格もあるのだけれど、物の配置に命を懸けて励む仕事をしていただけあって、癖が抜けていないのも大きい。

とにかく何もかもを美しいバランスで物を置きたがる。

おかげさまで私のデスク上は、一つでも位置がズレるとバランスがおかしくなる、絵画のような均衡を保っているのだけれど。

このバランスは美しいなあ……と一人ため息をつきながら、今日もデスクに向かっている。